松原晋啓

インフラジスティックス・ジャパンのテクニカルエバンジェリストである松原のブログ

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BtoBブランディングセミナー

今日は共に仕事をしている広告代理店(中外社)が主催するBtoBブランディングセミナーに参加しました。 今回は中外社と提携関係にある米国のベスト・オブ・BtoB・エージェンシーに選ばれたPJA社(Philip Johnson Associates)のバイスプレジデント二名(内、一人は「米国のBtoBマーケティングで最も影響力のある100 人」の一人)が初来日されていました。

内容は米国におけるブランディングの最新事情と最先端のWEBブランディングについての話が二人からなされたのと、中外社の国際事業部の方より中国におけるBtoBブランディング成功実例の紹介がありました。

最初の米国に関しては、ブランディングがどれだけ重要なことであるのかという点と、今どういったブランディングがされているのかという内容がほとんどでした。 一番印象に残っているのは、IT情報産業でスバ抜けて優れている米国においてもインターネットによるブランディングが多くを占めるわけではないということです。 というより、トップはword-of-mouth(口コミ)なのですが、その影響力がどれだけ高いかという実情を物語っています。 我々が企業として生き残っていくには、やはり個人といえど悪い印象を与えてはいけない。与えない努力を続けなければいけない。ということを再認識させられました。

ちなみに、私もいくつか悪い印象のある企業や店はありますが、どれも柔軟性のない(サービス精神がない)ところがほとんどでした。 前から思っていたのですが、マニュアルに沿ってキチンと対応することがサービスだと思ってる人が今なお多いということです。 マーケティングは時代と共に変わり続けています。 今主流となっているのはOne-to-Oneマーケティングで、団塊の世代が過ごしてきた楽な世の中ではないことを企業の経営陣はキチンと理解すべきであると私は思います。

ここで少し主題から外れますが、以前(戦後~高度成長期)までの日本の企業の仕組みとはまず社長がトップにあり、その下に経営陣、一般社員、顧客という順番に並び、ある程度好き勝手なことをやっていても作れば売れるという楽な世の中であったとマーケティングの世界では言われています。(これは私も最もだと思います。) ですが、今(バブル崩壊以降)はこれが全くの逆で、顧客がトップにあり、その下に一般社員(顧客に一番近いため)、経営陣、社長と権力が推移していきます。 これはどういうことかというと、顧客の満足度を得ることがすなわち会社の利益となるということです。 そして、そのように繋がるように考えなければならないということです。 今までは水俣病が起ころうが、四日市喘息が起ころうが、ひたすら会社の利益だけを考えていれば問題なかったのです。 しかし、今はそういう事件を起こそうものなら一気に会社が傾いてしまいます。(雪印しかり、三菱自動車しかり)

これらのことから、単純に分類したとしても会社の利益、顧客満足度、社会・環境についてを考えなければならないということです。 我々は昨日通用したことが今日は通用しない。 そういう難しい時代を生きているので、例え上司だろうが一回りも二回りも年上だろうが言われたことを鵜呑みにしないでちゃんと自分の意見を持つ個性を磨くことを努力していって欲しいと思っています。 これからは100人の凡才より1人の天才が必要とされる時代です。

さて、主題と離れてしまいましたが、次は中国に関してです。
これはもう努力しないとね。という一言のみですね。 ぶっちゃけた話、ここまで日本企業の知名度が無に等しいとは思いませんでした。。。 日本では9割以上の人が使ったことあるような世界的大企業でも中国では2割ほどが名前を知ってる程度という感じです。

中国というのは、まさに信頼性が最も重視され、製品ではなく会社としてどれだけの知名度があり、信頼できるかというのがわからない限り、見向きもされません。(参入企業があまりに多いことが原因です。) 日本では広告と言えば、新製品の広告であり、会社がどういうものであるかの広告というのは基本的に考えにないと思います。 しかし、中国ではそれなくして市場参入はあり得ないということです。 あとは、米国のときにもありましたが、口コミによる影響が絶大で、その効果は米国を遥かに上回っています。 これも全て上記のようなことをしなければphase1のknow meの状態にすらいけないですが、それ以外にも一度でも信用を失えば、全てが崩れかねないということです。

まだまだ日本、いや世界にとって未開拓な部分の多い中国ですが、市場の規模でいうと約13億人とも言われる人口は非常に魅力なので、今後は世界中から目を向けられ、激戦となる可能性は非常に高いように思われました。 ベンチャーではもうすでに中国市場に少しだけ参入しているようなところも多数ありますが、今後は言わば大怪獣戦争が起こるど真ん中で事業を展開しているに等しいので、今から生き残る準備を死ぬ気で考えたほうがいいかもしれませんね。 なんせ、中国はフォーチュン500企業は特別待遇らしいので、これらがうまくブランディングを行って、本格的に参入すれば残念ながら簡単に淘汰されるのは目に見えてるからです。。。 正に美しいバラには棘があるという感じのですね。

我々はこれから日本市場に対してブランディングを行っていくのですが、マーケティング発祥の地で、今最も進んでいる米国での最新動向や中国においてこれからブランディングを行うための手段というのが勉強出来たので、それらをミックスした上で、今までの日本にはなかったような方法でブランディングを行っていければと思います。 今日は非常に勉強になりました。

ちなみに、我々のブランドイメージは「おしゃれ」であることです。 画面を作るためのUIコンポーネントを売っているため、デザインセンスというのは非常に問われるところです。 ですが、我々の場合は自社内に優秀なVDG(Visual Design Group)を持ち、デザイナーの観点からもデベロッパーの観点からも使いやすく、また簡単に素晴らしいUIを作成することが出来ることです。(我々の製品はコンポーネントスイートですが、どの機能も一切妥協していません。) それらは長年の業界のトップを走り続け、常に世界のリッチクライアントを先導してきた我々の最も自慢出来るところであり、それを裏付けているのが「NetAdvantage」なのです。 名前の由来は実は正式には知らない(調べておきます。。。)のですが、製品の名前そのままであると私は思っており、すなわち「インターネット上で優位に立つ」ための製品であるということです。
単純ですが、私は非常に気に入っているネーミングです☆

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